「歯並び気になるなぁ。でも、歯科矯正ってどんな種類があるの?高いの?期間は?痛みは?わからないことだらけで不安…。」
歯科矯正を始めたくても、何もわからなくなかなか踏み込めない方いらっしゃいませんか?
今回は、歯列矯正の種類や金額、実際の痛み、生活のしづらさを、約2年間歯列矯正してきたわたしが紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
装置の種類
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、従来のブラケットとワイヤーによる治療とは異なり、
薄くて透明な「アライナー」と呼ばれるマウスピースを使用して、一定期間ごとに取り替えながら歯を動かしていくシステムです。
アライナー装着時に締めつけられるような窮屈さがありますが、ブラケットとワイヤーによる治療ほどではありません。
大きなメリットは目立たないことです。
また取り外し可能なので、何でも好きな物が食べられ、歯ブラシもいつもと同じ感覚で行うことができます。
また、マウスピースは樹脂製で金属を使用していません。
そのため、金属アレルギーの心配がありません。
お口の中に金属を入れることに抵抗がある方も金属アレルギーの方でも安心して装着可能です。
裏側矯正
矯正装置を歯の裏側につける矯正システムです。
「裏側矯正」「舌側矯正」「リンガル矯正」とも呼ばれます。
「表側矯正」とは異なり、装置が見えないのでまわりの人にほとんど気づかれません。
金属アレルギーの反応が出にくい素材を使用している歯医者もあります。
また虫歯になりにくいのもメリットです。
歯の裏側は口の自浄作用がある唾液が常に循環していますので、虫歯になりにくいのです。
もちろん、毎日のケアも必要ですが、表側矯正よりも虫歯のリスクが小さいといえます。
舌の動く位置に矯正装置があるので、慣れるまでは舌に触れて発音がしにくくなるかもしれません。
しかし、だんだんと慣れていきます。慣れてしまえばいつもとほとんど変わらない発音が可能になります。
表側矯正
表側矯正とは、歯の表面(唇側)にブラケットと呼ばれる装置を接着し、そこにワイヤーを通して歯に負荷を加えながら歯列を動かす方法です。
仕上がりの満足度が高く、治療期間も比較的短いのが特徴です。
目立ちにくい透明の表側矯正の器具から、金属製の安価な器具まで様々な装置があります。
ワイヤー固定のために使用する透明のゴムが着色しやすい素材です。
カレーや赤ワインなど色が濃くて着色しやすい食べ物・飲み物はできるだけ控えることが必要です。
気になる見た目
表側矯正は、金属製のブラケットやワイヤーを採用する歯医者が多く、どうしても目立ちやすいのが難点。
裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付けるため、表側からはほぼ見えないのがメリットですが、
下の歯は表側に付ける場合が多く、全く気付かれないほどではありません。
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外すことができるので結婚式等のイベントの際に外すことが可能。
見た目だけ気にしてる方はマウスピース矯正がオススメですね!
費用・治療期間・痛み
裏側矯正 | 表側矯正 | マウスピース矯正 | |
痛み | ◎ | ◎ | 〇 |
費用 | 約70~100万円 | 約40~70万円 | 約20~70万円 |
治療期間 | 1年半~2年半 | 1年~2年半 | 半年~1年半 |
何を基準に治療方法を決めるかがポイントになってきますね。
生活のしづらさ
裏側矯正は、裏側に器具が付いているので、口内の違和感がどうしてもあります。
喋る時、舌が上顎につくので違和感を感じ、喋りづらくなります。
また、器具の間に食べ残しが挟まり歯ブラシが届きにくく磨きにくいことも。
毎月の調整後の痛みはかなり痛いので、やわらかい蒸しパンやスープ生活になります。
わたしは毎月調整後1週間くらいで痛みが取れました!
表側矯正は、口の中の違和感はあまり無いですが、表側に器具が付いているため目立ちます…。
透明の器具でも正直目立ちます。
さらに、色の濃い食べ物・飲み物で着色してしまうため、食事にかなり気を遣います。
表側矯正の方たちは調整の前日にカレー食べたりしていますね。
マウスピース矯正も歯に透明のケースのようなものを付けるので、違和感があり、さらに喋りづらくなります。
また、1日22時間付けておかないといけなく、ほぼ食事の時だけ外すことが可能。
外食時は、お手洗いで外してきて、食事後歯を磨くかマウスウォッシュをして付け直す。
の工程が必要になって参ります。
食事中、紙ふきんにマウスピースをくるんでそのまま店員が捨ててしまうこともあるので要注意!
以上、いかがでしたでしょうか?
わたしは裏側矯正を約2年付け、その後は日中マウスピースをし(戻らないようにするため)、
そこから約1年後は、寝るときだけマウスピースをしていました。
せっかくお金も時間も痛みも我慢してきたので、戻るのは嫌ですよね。
色々な種類がある歯列矯正。
症状や生活に合わせてお選びくださいね。
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