スペインの首都「マドリード」。
重要な美術館や歴史的建造物が見どころです。
今回は実際にマドリードに訪れ、行って良かったところ、オススメしたい観光地を紹介します。
マドリードに訪れる前にその観光地についても調べたので、ちょっとした蘊蓄も交えながら紹介していきます。
ぜひマドリード旅行の参考にしてみてください。
マヨール広場
マヨールはスペイン語で「大きな」という意味。
マドリードの旧市街の中心にあり一年間を通して様々なイベントやお祭りが行われます。
マヨール広場に面した建物は今も住居として使われています。
パンの家と言われる建物外壁に書かれたペイントにも注目です。
マヨール広場の銅像のモデルは「フェリペ三世」といい、英語で『Philip the Pious』として知られています。
※日本語では『怠惰王』と訳されます。
フェリペ二世の時代に、スペインは大帝国時代を謳歌し、息子の三世の時代になり、徐々にスペインの力が衰退を始めたためこのような名で知られているそうです。
サンミゲル市場
マヨール広場の横にある「サンミゲル市場」
マドリードを代表するガストロミーマーケットです。
”市場”と聞くと、新鮮な野菜や魚が売られていて、あまり綺麗なイメージは無いかと思いますが、
サンミゲル市場は、フードコートのように様々な店舗の食事を少しずついただくことができるので、
ワインやビールを片手に生ハムやチーズなどを堪能することができます。
サン・アントニオ・デ・ロス・アレマネス教会
1624年から33年かけて作られたバロック様式。
壁一面がフレスコ画で埋め尽くされています。
フレスコ画は、他の絵画技法とは異なり描き直しや修正が出来ないので、一日で描くことの出来る面積を判断し、その日描ける量だけ漆喰を塗らなければならないそう。
マヨール広場から徒歩10分の距離です。
国立ソフィア王妃芸術センター
国立ソフィア王妃芸術センターは、マドリードの3大美術館のうちの1つ。
建物は、18世紀に病院として使われていた建物を現代的に改築されています。
とくに有名なピカソのゲルニカは、圧巻の迫力で、この作品だけを観に行ったと言っても過言ではないほど。
マヨール広場から徒歩20分の距離です。
マドリード王宮
マドリードのシンボル「マドリード王宮」。
歴代のスペイン王家が住居としてきており、ヨーロッパ最大の床面積を誇る豪華で壮大な宮殿です。
ベルサイユ宮殿やバッキンガム宮殿の2倍の広さです。
現在誰も住んでいないため全てをご覧いただくことが可能です。
外観もかなり大きく、中に入ると大きな階段が圧巻です。
トレド大聖堂
世界遺産の街トレドにある「トレド大聖堂」
4つの側廊と22の礼拝堂からなり、スペインで一番の規模を誇っています。
長年の増改築を経ているため、圧倒されるほどの大きさです。
外観の見ごたえはもちろんのこと、内観も壮麗な大空間や祭壇、バラ窓などのステンドガラスがあり、美術館のような充実ぶりです。
ラス・ベンタス闘牛場
「ラス・ベンタス闘牛場」では、誰でも手軽に闘牛を観戦する事が出来ます。
スペインの闘牛場の中でも最上級の格付けに位置する、とても格式高い闘牛場です。
スペイン独特の建築様式「ネオムデハル様式」で建てられた闘牛場です。
闘牛は約2時間3チームの闘牛を観戦できます。
チケットの価格も約3,000円なので記念に闘牛を観戦してみるのもいいですね。
エスタディオ・サンディアゴ・ベルナベウ
あの有名なサッカーチーム「レアルマドリード」の本拠地。
一般開放されており、チケットを購入すれば中に入ることができます。
選手のロッカールームに入れたり、レアルのグッズを購入することも可能です。
サッカー好きにはたまらないスタジアムですね。
プラド通り
世界遺産の登録数が世界第4位を誇るスペインで、ヨーロッパ都市で最初の並木道「プラド通り」が世界遺産に登録されました。
ただ歩いてるだけでオシャレなプラド通りには、「国立プラド美術館」や「レティーロ公園」「王立植物園」等が立ち並んでいます。
芸術や科学を楽しめる環境と、自然を楽しめる緑の多い環境がうまく組み合わさった都市です。
いかがでしたでしょうか?
スペインマドリードには世界遺産から大聖堂、闘牛場など日本とは違った雰囲気を楽しむことができます。
マドリードに行く際はぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント